萩しーまーと概要

Overview

萩しーまーととは

維新胎動のまちの旬を食べる市場

山口県北部、日本海に面する位置にある萩市。
幕末維新期に歴史を動かす人物となった吉田松陰や高杉晋作、日本の近代化に貢献した伊藤博文など多くの偉人を輩出した地、萩はまさに維新胎動の地と言えます。また、2015年に世界遺産に認定された「明治日本の産業革命遺産」全国23の構成資産のうち5つもの資産が市内にあります。
観光のイメージの強い萩ですが、萩沖に魚種が豊富な好漁場があることや、山間部では米をはじめ農業も盛んに行われていて、食材の宝庫でもあります。

道の駅 萩しーまーとは、萩漁港と山口県漁協萩地方卸売市場に隣接した場所に2001年「萩市民の台所」を目ざして開駅しました。萩市中心部から最も近い道の駅、4カ所の世界遺産にも車で10分以内で行けることから、観光の拠点としても最適です。
その立地を活かし、その日水揚げされた鮮度抜群の魚介類が開店時に並びます。レストランは3店舗、特産品、海鮮加工品、地域の新鮮野菜などとともに、萩の旬の味、名店の味を提供します。

地域活性化、地産地消の拠点として特に優れた「全国モデル道の駅」6か所のひとつに、国土交通省により2015年に選定されました。

Features

特徴

  • セリの様子
    活魚いけす
    01

    萩の海から新鮮な魚介を ダイレクトにお届け

    山口県漁協萩地方卸売市場の漁獲量は、約250種類、年間漁獲量6000tと言われています。
    その中でも、春のマフグ、瀬つきアジ、秋のケンサキイカ、冬のアマダイは、山口県のプライドフィッシュ(魚を知り尽くした漁師が選ぶ今一番食べて欲しい魚)に選定されています。

    平日の朝、朝と言っても真夜中の2:00が一番競りの開始(冬季は3:00)。 二番競り、ウニ競り、マグロの入札、旋網の水揚げなど、時期や魚種によって水揚げと競りが繰り返し行われます。

    萩しーまーとに軒を連ねる鮮魚店もこの競りに参加することから毎朝の仕事がスタート。買い付けてはお店に運び、開店時間までに捌いたり、パックして陳列したり...
    それぞれの店舗がその日の入荷状況によって、独自のサービスで販売しています。魚種が異なったり、魚種が同じでも形態や価格が違ったり。

    是非、お客様ご自身の目で、比較しながら選んでください。
    どのお魚屋さんも、萩の新鮮な魚をお客様に納得して選んでいただけるよう、日々切磋琢磨に努めています。

  • セリの様子
    活魚いけす
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    萩の名店・銘菓を一堂に集結

    お魚だけではありません。
    萩焼、焼き抜き蒲鉾、長州漬、ちりめんやアジの干物、蒸気まんじゅうや夏みかんを使ったお菓子、日本酒や醤油、などの特産品、銘菓を豊富に品揃え、萩の名店が集結して軒を連ねています。

    いま話題のスイーツや甘味、地域のブランド肉や新鮮野菜など、萩しーまーとには、萩の食材がいっぱい詰まっています。
    お弁当やお惣菜などテイクアウトできる商品も多数。屋外テラス席などで、購入した商品をすぐに味わうこともできます。

  • セリの様子
    03

    萩を味わうお食事処は3店舗

    館内レストランは、「維新亭」、「浜料理がんがん」、「来萩」の3店舗。
    海鮮丼、お刺身や天ぷらなど、旬の魚介を使った料理を提供しています。カウンター席やテラス席があるお店もあり、個性あるメニューからお選びいただけます。
    詳しくは、各店舗ページをご覧ください。

  • 市場の売場の様子
    レジ付近の様子
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    館内は市場の雰囲気

    各店舗にはスタッフが常駐し、対面販売をしています。お客様とのコミュニケーションを大切にし、食材の調理方法や保存方法などにもお応えします。
    昭和の公設市場さながらに、館内は活気に包まれています。ご不明な点は、各店舗スタッフまでお気軽にお声がけください。

  • 桜と海の景色
    アジの盛り付け
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    河津桜と旬を味わうお祭り

    萩しーまーとの隣、親水公園には約120本の河津桜が植栽されていて、濃いピンク色の可憐な花を咲かせます。河津桜が咲くのは、例年2月下旬から3月上旬。その時期には、「しろうお祭り」「真ふぐ祭り」も開催されます。多くのお花見客とお祭りで賑わい、萩に春の訪れを告げます。
    夏には「瀬つきあじ祭り」、秋には「萩魚まつり」、そして「年未お魚市」と季節ごとに萩の美味しい魚を主役としたイベントが開催されます。